検査項目 | 対象者・実施期間 | 料金 | |
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1.特定健診 | 問診 身体測定 血圧測定 肝機能検査 血中脂質検査 血糖検査 尿検査 視診・聴診・触診 | メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診断です。40歳から74歳までのすべての方が対象です。 受診の際、受診券と健康保険証をご持参下さい。【40歳~74歳限定】 【実施期間】5月中旬~10月末まで |
※料金については各町村にお問い合わせください。 |
2.健康診断 | 診察 問診 身体測定 血圧測定 視力 聴力 血液検査 尿 心電図 便潜血 | 診察および各種の検査で健康状態を評価することで健康の維持や疾患の予防・早期発見に役立ちます。事業所検診も承っております。お電話にてお問い合せ下さい。 | お問合せください |
3.予防接種 | 季節型インフルエンザワクチン | 2,500円~ (高齢者等公費助成有り) |
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おたふくかぜワクチン | 7,000円~ | ||
風疹ワクチン | 8,500円~ | ||
日本脳炎ワクチン | 5,250円~ | ||
水痘ワクチン(帯状疱疹) | 11,000円~ | ||
破傷風ワクチン | 5,000円~ | ||
高齢者肺炎球菌 | 9,000円~ (公費助成有り) |
大腸癌を見つけるためには
大腸がん検診として公費の補助によりおこなわれているのが便潜血検査です。
陽性ということは、出血している病気が、胃、小腸、大腸、肛門にあることを示唆します。痔でもかなり陽性になりますから、直ちに悪い病気を心配する必要はありません。しかし、すみやかに精密検査をおこなうべきです。もう一度便潜血検査をおこなうのは無意味です。精密検査には、大腸内視鏡検査、バリウムによる注腸検査があります。正確さを求めるなら、大腸内視鏡検査をお勧めします。厚生省のガイドラインでも「内視鏡がもっとも望ましい。事前の策として、併用もよいがレントゲン検査のみは好ましくない」となっています。潜血反応が陽性の人と陰性の人を大腸内視鏡をおこなうと、同じ頻度で「大腸ポリープ」と「早期大腸がん」がみつかりるという報告もあります(東京女子医大データ)。しかし、進行がんは圧倒的に潜血反応が陽性の人の方に多くみつかります。(20倍以上)しかし、便潜血反応の欠点は、がんがあっても陰性となることがあることです。便潜血検査の偽陰性率(見逃してしまう可能性)は進行癌で10%で早期癌で50%です。また便潜血検査の癌的中率(陽性の人が癌である確率)は約3%、大腸進行癌の手術による救命率は全体で約6~7割、リンパ節転移の無い進行癌は約8~9割となっています。毎年便潜血検査を受けていても、翌年進行がんが発見されることがあります。便潜血検査は国家レベルでの死亡率減少を目指すものなので、個人のがん発見には、限界があります。
早期大腸癌の発見を目指すなら、定期的な大腸内視鏡検査をお勧めします。
肺がん検診は、胸部X線撮影により行われていますが、この検査では早期の病変を確認することが非常に難しく、胸部X線写真で病変が発見される場合には、すでに手遅れになっていることが少なくありません。一方、肺ドックではCTを使用し、肺の検査を精密に行うため、ごく初期の4mm程度の病変を見つけることも可能です。当院では、平成8年のCT導入時より、高知県下で初めてとなる肺ドックを開始し、多くの方が受診されています。是非、健康で安心できる生活のために、年一回はご利用ください。
メタボリック検診のご案内
メタボリック検診は、生活習慣病の早期発見に有効です。
肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満{特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)}が原因であることがわかってきました。内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といい、治療の対象として考えられるようになってきました。
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